特集 自然と環境の読書案内

マジンジラ


著者:ラデック鯨井/原作 つやまあきひこ/画

出版社:ソニーマガジンズ

ISBN:4789722988

価格:1,680円(税込)

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レビュアー:土居 元(NPO法人千葉自然学校)

面白くてためになる、これまでの常識をやぶった環境マンガ。


レビュアーから:野外教育、環境教育の仕事を初めて16年。昨年まで国際自然大学校に勤務。一つの自然学校が単体で活動していくという今までの仕組みとは違う、広域連携による自然学校(日本初の試み)を立ち上げるために国際自然大学校から移り、現在千葉自然学校に勤務。
http://www.chibasizengakko.net/


レビュアー:壱岐健一郎(リボーン<エコツーリズム・ネットワーク>代表取締役プロデューサー)

「マジンジラ」とはスワヒリ語で「環境」という意味です。難しい環境教育教本を読むより、読ませるより、スーと入っていけることがいいですね。主人公の少年がおじいちゃんと世界を旅し、国内の身近な自然環境保全に目覚めるストーリーとつやまさんのやさしい画が往年の手塚治さんのマンガを思い出させてくれました。派手なところはありませんが・・・。エコツアーをプロデュースする者にとっても原点に戻らせてくれる素直な本です。
マンガにしては高価なのは書店で手にとって見ればわかります。分厚い、洒落た装丁の保存版です。


レビュアーから:「リボーンREBORN」はこのエコツーリズムの理念に基づき、21世紀型の新旅行業を目指します。それは循環型社会を形成する役割を担う再生(REBORN)サポートカンパニーともいえます。
我が国ではエコツーリズムの内容、概念、定義についての議論が絶えません。理念や原則にこだわりすぎると、エコツアーをつくる側も参加者側も、限られた人達だけになってしまい、社会全体に広がることがなく、結果的にマニアックなブームとしてだけで終わってしまう危険性があります。
リボーンが具体化するエコツアーはまず「エココンシャスな旅」として位置付けています。人々が旅に求めるのはそれぞれの欲求の達成であり、それなくしてストイックな環境保護思想を強要するのは一時的には守れても、継続的、自発的には広がっていくものではありません。力みすぎないで自然と対峙し、自然を受け入れ、体感し、楽しさ、気持ちよさを味わうことができれば、与えてくれた環境を守っていきたくなるのも自然な流れだと思います。様々なテーマからプログラムを企画し、「エココンシャスな旅」を提供することがリボーンの使命と信じています。
リボーンのエコツアー5原則
●少人数制 ●優良なガイド ●自然との共生を楽しむことで自然環境を持続的に守りたくなる企画内容 ●目的に合った快適かつシンプルな施設・機関利用 ●地域密着による運営と地域への利益還元
http://www.reborn-japan.com

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