特集 自然と環境の読書案内

ムーミン童話の
百科事典


著者:高橋静男、渡部 翠/編

出版社:講談社

ISBN:4062079992

価格:3,150円(税込)

詳細・購入はこちら


レビュアー:あかべこ

ムーミンはアニメでもポピュラーですが、やはり一度は文字で読んでほしい。森と湖の国フィンランドの、森に根ざした暮らし、人々の森への憧れ、そして畏れ、そんなものがときにシニカルに、そして心優しい眼差しで描かれている。講談社の新書シリーズ「青い鳥文庫」で読むのもオススメだが、斜め読み的にトーべ・ヤンソンのことやムーミンたちの住む森のことが知りたい人には、この事典がよいかも。
ちなみに、ここで「森」を引くと物語の中にも登場する「いかりの森」というのが出てきます。ムーミンたちは、「腹が立ったり、くたびれたり、おたがいにうんざりしたりしたときに、ムーミン屋敷の台所のうらに広がる「いかりの森」へひとりでいく」。そして一回り散策すると、いかりやイライラがいつの間にか消えている、という癒しの森なのだそうです。もし近くに森がなかったら、ムーミン童話の森の世界へ。きっと落ち込んだ気分を癒してくれるはずです。


レビュアーから:雑木林→歩いて1分、多摩川→自転車で5分という住環境に暮らすこと6年。休日は息子と、いずれかに出没すること多し。生まれが北関東の農村地帯で、田畑がマイフィールドだったゆえに、やはり自然に呼ばれるとすぐにホイホイ出かけてしまうお手軽フィールドワーカーです。子どもの雑誌編集が生業ですが、機を織って暮らすのが夢。雑誌のHPにも年3回コメント載せてます。
http://www.sscom.co.jp/sesame

選択肢 得票 投票
私もこの本を推薦します 9