特集 自然と環境の読書案内

生きていた!生きている?
境界線上の動物たち


著者:多田 実

出版社:小学館

ISBN:4093664013

価格:1,470円(税込)

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レビュアー:R.H.

「大好きな生き物や自然、環境と本気で向き合ってみたい。」そう思って会社を辞めてしまう大きなきっかけになったのがこの本との出会いでした。
ニホンカワウソ(河童)、ジュゴン(人魚)、そしてイヌワシ(天狗)…かつて人間との共存の中で多くの伝説を生み出しながら、無秩序な開発や環境汚染の中で存在そのものを伝説の中に消そうとしている無数の生き物達。
この本では13種の「境界線上の動物達」にスポットを当て、生き物が大好きな著者自らその生息地や保護に携わっている方々を1つ1つ訪ね、その思いをストレートに伝えています。
「何故その動物が危機にさらされているのか」「その動物を救うために一緒に闘っている人々は、どんな思いで現場にいるのか」
「どうすればその生き物達と一緒に生きていけるのか、または生きていけたのか」・・・是非多くの方々に読んでいただきたいと思います。出版から6年。この本を「鎮魂歌」にしないために今何が出来るのか。
「その後」を自ら訪ね、考えてみたい気にさせられる本です。

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