特集 自然と環境の読書案内

日本の森はなぜ危機なのか
環境と経済の新林業レポート


著者:田中淳夫

出版社:平凡社

ISBN:4582851339

価格:798円(税込)

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レビュアー:大矢かおる(自然学校ねぎぼうず 代表)

荒廃を続ける森林を経済価値のあるものに変えていくことが、環境保護にも繋がっていく。目からウロコだったのは“間伐はしなくても森は育つ”ということ。
密度を薄く植林し、藪や蔓に淘汰されることに任せれば、やがて適正分布の植林ができるというのだ。そのため下草刈りも間伐も必要ないというのである。自然体験活動の主たるフィールドである森を経済と環境の観点から見つめ直す切り口は私たちの視点を豊かにしてくれる。


レビュアーから:新潟県妙高高原で活動している。子どもの心と身体に森を染み込ませたい、という思いで自然体験プログラムを企画提供している。便利なものは一切ないけれど、真の暗闇と野生動物のいる森でのキャンプが好評で、熊などの用心の為一晩中焚き火を絶やさないで交替で番をする経験は、新鮮だったようだ。
http://www.negibozu.net

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